CIMの導入
国土交通省では、3次元測量データやICT建機などを活用して建設生産システム全体の生産性向上を目指す取り組み「i-Construction(アイコンストラクショ ン)」を進めています。 CIM(Construction Information Modeling/Management)は、土木分野において計画・調査・設計段階から3次元モデルを導入し、その後の施工、維持管 理の各段階においても3次元に連携・発展させ、あわせて事業全体にわたる関係者間で情報を共有することにより、一連の建設生産システムを効率化・高度 化するものです。近年、CIMに関する各種ガイドラインが整備され、CIM導入による建設産業のさらなる発展が期待されています。 3D点群による「起工測量」「出来高管理」および「出来高管理」のデータ取得手段として、レーザースキャナー、UAV(ドローン)が活用されています。3D点群デ ータの活用により、従来法に比べ作業時間の大幅な短縮、検査書類の削減が実現されます。 当社ではCIMへの対応を図る為、必要機器の導入及び人材育成にますます力を注いでまいります。
UAV(ドローン)は、複数のプロペラにより無人飛行する小型の航空機です。機体にデジタルカ メラやビデオカメラを搭載して上空に飛ばし、鳥目線の写真や動画を撮影することができます。 また、広範囲の撮影を短時間で行い、立入困難な箇所の測量も可能です。
特徴
■毎秒数千点におよぶ高速レーザスキャナーにより、短時間で高精細な3次元 データの取得が可能でコストダウンにもつながり、点群データ をCADデータとして活用も可能
■取得された点群データは、計測対象物の形状把握はもちろん、3次元モデルの作成や土量計算、縦横断計算等への加工が可能
■計測対象物に触れずに離れた場所からの計測が可能なため、急傾斜や崩落地などの危険地域や、交通量の多い場所でも安全に計測ができる
用途
■複雑で広大な地形の測量、および土量計算
■道路・河川災害現場及び橋梁等の、人が近づけない箇所等の測定
■災害復旧など、時間や予算が限られた現場での測量
■トンネルなど、精度や迅速さを要求される現場での測量 など
近年では新設の設計に加え、既存の現場のメンテナンスおよびリニューアルの依頼も増え、現 地調査のスピードと正確性、そして生産性が求められるようになりました。当社では、3次元座 標データを現場で効率的に取得することが可能なトプコン社の「3Dレーザースキャナー GLS-2000」を導入。これまで1週間かかっていた現地調査が1日で完了、更に今まで測量不可 能な部分まで3D形状で正確に測定し画像で取り出すことが可能になりました。この3Dレーザ ースキャナーは、業界・分野を超えてあらゆるシーンで活用することができるものです。当社が 得意とする創造性を活かした計画、ご提案に加速をつけてまいります。
特徴
■毎秒数千点におよぶ高速レーザスキャナーにより、短時間で高精細な3次元 データの取得が可能でコストダウンにもつながり、点群データ をCADデータとして活用も可能
■取得された点群データは、計測対象物の形状把握はもちろん、3次元モデルの作成や土量計算、縦横断計算等への加工が可能
■計測対象物に触れずに離れた場所からの計測が可能なため、急傾斜や崩落地などの危険地域や、交通量の多い場所でも安全に計測ができる
用途
■複雑で広大な地形の測量、および土量計算
■道路・河川災害現場及び橋梁等の、人が近づけない箇所等の測定 ■災害復旧など、時間や予算が限られた現場での測量
■トンネルなど、精度や迅速さを要求される現場での測量 など
